原因不明の難病サルコイドーシス、免疫細胞が腫れ物に 京大など解明 (朝日新聞デジタル 2023/12/01)

原因不明の難病サルコイドーシス、免疫細胞が腫れ物に 京大など解明 (朝日新聞デジタル 2023/12/01)

【google Bardによる記事要約】

  • サルコイドーシスは、肺や目、心臓、皮膚など様々な臓器に肉芽腫ができる難病。
  • 肉芽腫は、免疫細胞のマクロファージが集まってできる。
  • 研究チームは、患者から提供を受けた肉芽腫の皮膚を遺伝子解析したところ、マクロファージの一部で「FBP1」という遺伝子が強く働いていることを発見。
  • FBP1は、病原体を殺す役割の酸をつくる代謝機能に関係している。
  • マウス実験で、FBP1の働きを阻害する化学物質を投与すると、肉芽腫が消失した。
  • 研究チームは、FBP1を標的とした新薬の開発を進める。
  • 新薬の開発が成功すれば、サルコイドーシスの根本的な治療法の確立につながる可能性がある。