理化学研究所、神経難病のカギ「グリア細胞」iPSから効率作製 (日本経済新聞 2024/05/02)
理化学研究所、神経難病のカギ「グリア細胞」iPSから効率作製 (日本経済新聞 2024/05/02)
【google geminiによる記事要約】
- 理化学研究所の井上治久チームリーダーらは、iPS細胞から脳のグリア細胞の一種であるアストロサイトを効率良く作る技術を開発した。
- 従来よりも高純度 (9割超) に作製できるため、大規模な実験や分析に使える。
- 難病患者のiPS細胞から作製したアストロサイトは、患者の細胞の形態や病変を再現できた。
- 高純度なアストロサイトを作製することで、遺伝子の働きや薬剤の効果を調べる実験に使える。
- 認知症やALSなどの病態解明や創薬の研究に役立つことが期待される。
- アストロサイトは脳の様々な機能に関与していることが示唆されており、今回の技術はアストロサイトの機能解明にも役立つと見込まれる。