政府、新生児検査に2種類の難病を追加へ…自治体に費用の半分を補助 (読売新聞オンライン 2023/11/09)
政府、新生児検査に2種類の難病を追加へ…自治体に費用の半分を補助 (読売新聞オンライン 2023/11/09)
【google Bardによる記事要約】
**新生児マススクリーニング検査に2つの難病を追加**
- 政府は、新生児の先天性の病気を早期発見する検査で、20種類の病気に「脊髄性筋萎縮症(SMA)」と「重症複合免疫不全症(SCID)」を追加して公費で実施する方針を固めた。
- SMAは2万人に1人の割合で生まれ、全身の筋力が低下する。
- SCIDは生後1、2か月で感染症による極度の下痢や肺炎になり、ほとんどが1歳までに亡くなる。
- いずれも近年は新薬などで治療が可能になり、専門家が検査に追加するよう求めていた。
**政府の対策**
- 検査は「新生児マススクリーニング検査」と呼ばれるもので、国は都道府県や政令指定都市に早期発見すれば治療可能な病気の検査を公費で行うよう求めているが、この2つの難病は含まれていなかった。
- 2023年度中に始める事業では、2つの難病を追加して実施した自治体に費用の2分の1を補助する。23年度補正予算案に関連費用として10億円を盛り込む。
**注目ポイント**
- 2つの難病は、早期発見と治療によって命を救うことが可能になった。
- 政府は、自治体への費用補助によって、全国一律での検査実施を目指す。