治療薬開発に光 富大グループが化合物作成 難病の一種「ポンペ病」 (北國新聞社 2023/08/17)
治療薬開発に光 富大グループが化合物作成 難病の一種「ポンペ病」 (北國新聞社 2023/08/17)
【ChatGPTによる記事要約】
- 富大附属病院薬剤部の加藤敦教授、同大工学部の豊岡尚樹教授、岡田卓哉助教らの研究グループが、北里大との合同研究で国指定難病の一種である「ポンペ病」の原因となる酵素に結合して正常な働きを取り戻す化合物を開発した。
- 現行治療法は点滴による人工酵素製剤の投与が必要で高額であり、効果が弱まる問題がある。
- 新しい化合物は消化されにくく、経口投与が可能とされ、患者の負担が少なくなる治療法の開発が期待される。
- ライソゾーム病
- ライソゾームは細胞内小器官であり、「ごみ処理場」のような役割を果たし、不要な物質を分解している。
ライソゾーム病は、分解酵素の欠損または働きが低下し、物質が体内に蓄積する病気である。 - ポンペ病
- ポンペ病はライソゾーム病の一種で、グリコーゲンの分解酵素の異常により、筋力低下や心臓機能低下、呼吸困難を引き起こす病気である。