Skip to the content
Skip to the Navigation
- HOME
- 新聞記事
- 世界初、福島医大が難病「肺高血圧症」を解明 新治療法に期待 (福島民友新聞 2021/10/29)
- 福島医大の研究チームは、「肺高血圧症」が、加齢に伴って血液細胞に遺伝子変異が起こる「クローン性造血」によって引き起こされるメカニズムを世界で初めて解明した。
- 特定のタンパク質が発症に強く関係していることも分かり、治療法が確立されていない肺高血圧症の新しい治療法の開発につながる可能性があると、英国科学誌「ネイチャーコミュニケーションズ」に発表した。
- クローン性造血で生じるある遺伝子変異があるマウスは、白血球の一つである好中球が肺動脈の周囲で増加して炎症を起こし、血管の壁が厚くなり、血管が狭くなって病気が発症・重症化していた。
- また、好中球の増加に伴い「ALK1」と呼ばれるタンパク質も増加しており、その活動を阻害する薬をマウスに投与したところ、発症を完全に抑えることができた。
- 肺高血圧症
- 肺動脈が狭くなって血圧が上がり、最終的に心不全で死に至る難病であり、国の難病に指定されている。
Previous article
2021年10月23日
PAGE TOP